ゴキブリってなかなかの嫌われ者。
でも実は、ハエや蚊、ねずみなどと比較すると、人間への害は桁違いに少ないんです。
ゴキブリの種類の中には、立派なペットしての地位を確立しているものもあるとのことで、びっくりです。
でもやっぱりゴキブリは駆除したい。
部屋の奥で鞘(さや)を見つけたときなど、いい気持ちはしません。
ゴキブリ駆除の対策はいろいろありますね。
ところで、今私が気になっているのは、
ゴキブリを掃除機で吸ったらどうなるか!?
の答えです。
動画で見る生きたゴキブリを掃除機で吸ったらどうなるか?
ゴキブリを掃除機で吸ったらどうなるんでしょう?
死んでしまうのか、生き続けているのか・・・。
ちょっとした虫博士の息子に尋ねたところ、次のように即答してくれました。
駆除のつもりで掃除機で吸って、そのままにしておいたら、生きたまま掃除機から出てくるの?
掃除機で吸ったら生きてないよ。
ばらばらになる。
うそー。
ネット検索すると、掃除機の中でゴキブリは生きててはい出てくるって書いてあるよ。
そんなはずない。
ぜったいあり得ない。
掃除機で吸ったら死ぬに決まってる。
ほんとに?
絶対?
自信ある?
あるよ。
掃除機で吸ったらばらばらになるよ。
息子は絶対!だと請け負いました。
でも、さすがに自分で実験するのはためらわれます。
ゴキブリを掃除機で吸ったらどうなるか?
答えのわかる動画を見つけましたよ。
サイクロン掃除機で吸い込まれたゴキブリ。ゴキブリはみごとにばらばらになってしまいました。
「ゴキブリが掃除機の中で繁殖する」
とか、
「ゴキブリは掃除機で吸われても生きていてはい出てくる」
とか書いている人に見ていただきたいです!!!!
紙パック式の掃除を使った場合の動画もありました。
紙パック式掃除機で吸った場合、サイクロン式ほど強烈にばらばらにはなりません。掃除機の中のゴキブリはまだ生きていましたが、羽はもがれてしまっています。掃除機で吸われた際の衝撃と熱で、繁殖力を維持するほど元気に生き続けているとは思えません。おそらくしばらくしたら死んでしまうでしょう。
日本人はゴキブリに反応しすぎ?
衝撃的な動画ですね。動画へのコメントを見ていくと・・・。あら? 動画作成者が、ゴキブリを素手で触っていることへ反応している人の多いこと!
うちの息子もいつも平気で触ってるけど・・・。
大学で虫の勉強をしてきた(※)、虫に詳しい息子は、ゴキブリを見つけると、素手でそっと捕まえて外に逃がしてやっています。
ハエ・蚊・ねずみは病原菌などを媒介して、人間に害をもらたすけれど、ゴキブリはそれに比べたら、ほとんど害がないから、逃がしてやるんですって。それに、家の外には大量のゴキブリがいるから、家の中のわずかなゴキブリを退治したところで、あまり意味はないと・・・。
いえ、私も触れませんよ。
誤解しないでくださいね。
もっとも、息子の同級生たちは平気で触るかもしれません。
※大学で害虫駆除などの分野ではなく、純粋に虫の研究ができる大学は(東大・京大を除けば)北大・九大・愛媛大・東京農業大などに限られます。
ゴキブリを見て、キャー と大きく反応するのは、日本人特有だそうです。
アジアの他の国に行ってみたら、ゴキブリがはっていても、あまり反応はしていないそうです。日本に比べてゴキブリは大量にいるので、いちいち反応していたら、生活できないと息子は言います。
これほど嫌がられるのはおそらく形が醜いから。
見た目が不快な虫は、益虫・害虫に関係なく不快害虫と言われるのだそうです。(ゴキブリは害虫です。)
こんなに嫌がられているゴキブリですが、中にはペットとして飼われる種類があるとのことで驚きです。
ゴキブリをペットにする?
ペットとして飼われるのがこちら ↓ ヨロイゴキブリ。
◀YAHOO検索画像結果 (ヨロイゴキブリ)
takashi1016.com
希少価値があって、数万円で取引されたりすることもあるそうで、絶滅の危機なんだそうです。オーストラリアの森にいるそうです。
・・・私はあんまりペットにしたくありませんが・・・。
マニアにとっては、三葉虫みたいでかっこいいと思うんですって!!!!!
ゴキブリって生きている化石なの?
ゴキブリというのは、恐竜以前から地球に存在していて、3億年もの長い年月を生き抜いてきた生き物。生きている化石とも言われるのだとか。
ペルム紀という古い古い時代からいるんですって。
その頃は今よりずうっと巨大だったとか。
今でも全世界に1兆4853億匹もいるとされていて、種類は約4000種も。
人家に入ってくる嫌われ者のイメージの強いゴキブリですが、実はそのほとんどは森で生息しているそうです。
美しいゴキブリ?
中には、透明な羽を持つもの、美しいエメラルドグリーンのもの、光沢のあるものなどもいるそうです。
最強の駆除剤はブラックキャップだった
ゴキブリについて意外なことを教えてもらったところで、おうちの中のゴキブリを駆除したい気持ちは変わりません。
生命力が強く繁殖力の強いゴキブリ。
卵は鞘(さや)の中に入っていて、殺虫剤も通さないほど、しっかり守られています。海外の施設では、業者に数十万を支払っても駆除がうまくいかず困っていたり・・・。(日本人ほど気にしないとはいえ、接客業の場合はやはり、ゴキブリがいないほうがいいですものね。)
そこで息子が持ち込んだのがブラックキャップだったんですが、うそのようにゴキブリがいなくなって、とっても感謝されたとか。
ゴキブリは仲間が集まって巣を作って暮らす習性、互いの糞を食べる習性などがあるため、それを利用して開発されたのがブラックキャップ。しかけた毒餌を食べたものが、巣に戻って糞をして、その糞を食べた仲間も死んでしまう。そうやって、巣ごとやっつけるために駆除の効果が出るようです。
それでねえ、ゴキブリつておならをするんだって。
『東京昆虫ムスメ』っていう漫画に書いてあったんだけど、おもしろいよ。
う~ん。
息子とゴキブリ談義をしていると、話がつきないみたいです。
今日はこのへんで・・・。
最後までお読みくださってありがとうございました。
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